【現地レポート】Retromobile 2026 視察(前編)― アートと「未来のクラシックカー」

先日、フランス・パリで開催されたクラシックカーイベントRetromobile(レトロモービル)」を視察してきました。

メーカーによる特別展示から、世界各国の主要ディーラー、オークションハウスまでが集まり、クラシックカーの「いま」を一度に掴める貴重な場です。

今回が初訪問でしたが、会場は情報量の多さに対して回りやすく、階層をまたいでも流れが途切れない動線設計が印象に残りました。

こうした大規模イベントほど、展示そのものだけでなく、会場設計の完成度が体験の質を大きく左右するのだと実感します。

 

 

 

 

 

 

 

 

数多くの展示の中でも、特に記憶に残ったのがBMWの「Art Car」でした。

写真でも魅力は伝わりますが、実車はボディパネルのうねりや、光の当たり方で変化する陰影まで含めて、一つの“作品”として成立しているのがよく分かります。

クルマを工業製品としてだけでなく、アートや文化として自然に受け止めるヨーロッパの成熟した自動車文化を、肌で感じる体験でした。

 

 

 

もう一つ、会場内で熱量を感じたのが「FUTURE CLASSICS」エリアでした。ここに並ぶのは、いわゆるヴィンテージ一辺倒ではなく、これから評価が高まり得る“次の世代”のクラシック。ポイントは「新しいから」でも「古いから」でもないことです。背景にあるストーリーや仕様、そして何よりコンディションまで含めて、“選び抜かれた個体”が集められている。市場が成熟するほど、年式だけでは価値が語れなくなる。そんな前提を改めて確認できる展示でした。

 

後編では、さらに専門性の高い上階エリア、主要クラシックディーラーやオークションハウスの展示についてレポートします。
現地で見えた「価値の伝え方」や「品質の基準」は、私たちの仕入れとご提案の精度を上げる上で、実務に直結するヒントが多くありました。

続きもぜひご覧ください。

 

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